留学生活も2週目に突入しました。授業にも少しづつ慣れてきた一方で、最初は次のような不安を抱えていました。
- 友達って簡単に作れるのかな?
- 寮生活って実際どうなんだろうか
- 他の国の人との同部屋って問題とか起きないかな
私も友達もいないまま単身で留学して、今はサウジアラビア人のルームメイトと同じ部屋で暮らしています。文化も言語も違うので最初は戸惑うこともありましたが、少しずつ打ち解けて、今では良い関係を築けています。
この記事ではセブ留学2週目に実際に感じた「人間関係」と「寮生活のリアル」について実体験をもとにお伝えします。
これから留学を考えている方や、出発前に不安を抱えている方のヒントや安心材料になれば嬉しいです。
友達の作りのキッカケはどこにある?
友達が作れるか不安に思っている方も多いのではないでしょうか。私も自分から声をかけるのはあまり得意ではなく友達ができるか不安でした。
でも今では一緒にご飯を食べたり、週末遊びに行くような友達ができました!
オリエンテーションは絶好のチャンス
留学初日はオリエンテーションがあるはずです。多くの場合、日本人同士で集まる機会があるので、ここが最初の友達作りのチャンス!
なぜ仲良くなりやすいのか?
- 同じ不安を抱えている人が多い
- 始まりが一緒だと同期意識が芽生えて仲良くなりやすい
- 自己紹介の場面で共通点が見つかりやすい(出身・年齢など)
フィリピン留学は英語学習だけでなく、カジュアルな気持ちで留学している人が多い印象です。だから日常生活から英語だけで喋ろうというよりかは、まずは日本人同士仲良くしたいという方が多いのかもしれません。
私もオリエンテーションで出会った友人と最初の週末など一緒にナイトマーケットに行きました。みんなが「友達を作りたい」と思っているタイミングなので、勇気を出して声をかけてみましょう!
グループレッスンが同じ人は仲良くなりやすい
私も実は、自分から声をかけるのが苦手で、最初は友達が作れずにいました。
そこで最初に話せるようになったのがグループレッスンが同じ友達です。
グループレッスンが同じだと
- すでに顔馴染みになってる(自己紹介も済ませてる)
- 英語レベルが近いから親近感がある
- 授業内容をきっかけに会話ができる
授業前や授業終わりも同じ空間にいることが多いので、
- 「今週から来たばっかりであんまり分からなくて」
- 「授業っていつもこんな感じ?」
こんなふうに軽く話かけてみると、意外とすんなり仲良くなれたりします。ちなみに私は相手の周りにすでに友達がいると躊躇してしまうタイプですが、話しかけてみると意外と歓迎してくれる人も多いです。自分のタイミングで無理なく声をかけるのがおすすめです。
週末アクティビティは積極的に参加しよう!
学校によって内容はさまざまですが、多くの学校は週末や授業終わりにアクティビティが用意されています。
アクティビティとは学校主催の催し物のことで、私の通っている学校では
- オスロブでのジンベイザメツアー
- ビリヤードや卓球の大会
- 国ごとの文化イベント
などがありました。アクティビティに積極的に参加することで友達を増やしていくことができます。
私の場合は、ちょうど学校主催のオスロブツアーがない週でした。その時ちょうど有志を集めている生徒がいたので思い切って参加しました。周りの人たちは全く知らない人でしたがツアーを通して仲良くなれたので、参加して良かったと思っています。
「知り合いがいなくて不安」と感じるかもしれませんが、むしろ知り合いを増やすチャンスだと思って参加してみるのも大切です!
留学生にはEタイプ(外向的)な人が多い?
これは私の体感ですが、MBTI(性格診断)でいうとEタイプ(Extrovert : 外向的)の人が多いように感じます。
そのため、
- 向こうから話しかけてくれる
- 話しかけたら気さくに話してくれる
こういう雰囲気を持った方が多いです。そのため「自分から話すのが苦手」と思っている人でも、意外とスムーズに輪に入れる場面が多いと思います。
私は1人で行動するのも好きですが、おかげで週末遊びに行くような友達もできました。
海外の友達を作りたいなら、自分から一歩踏み出してみよう!
「せっかく海外に来たんだから、日本人以外の友達も作りたい」と思ってる方も多いですよね。でも海外の友達をつくりたいなら、積極的に自ら動くことが必要です!
例えば
- ランチを一緒に食べる
- 知り合いと一緒に出かけてみる
- 一緒に勉強する
私はご飯を一緒に食べるくらいはありましたが、一緒に遊ぶということはできていません。正直ハードルの高さを感じることもあります。
もしそれも留学の楽しみにしているなら、まずは簡単な挨拶から始めて仲良くなって行きましょう。言葉の壁があるだけできっと向こうも仲良くしたいと思ってくれているはずです!
寮生活ってどんな感じ?
セブ留学では多くの人が寮生活をすることになると思います。私は現在サウジアラビア人のルームメイトと2人部屋で生活をしています。文化も生活スタイルも違う中で最初は戸惑いもありましたが、少しずつなれてきました。
実際の寮の設備やルームメイトとの関係性についてリアルにお伝えして行きます。
部屋にあるもの、ないもの
私の部屋はシンプルな2人部屋で両側にベッドが1つずつ置いてあります。
部屋にあるもの
- ベッド
- ロッカー
- 勉強机
- 家電
- エアコン
- 冷蔵庫
- ドライヤー
- ケトル
バスルーム事情
- バスタブはなくシャワーのみ
- トイレとシャワーが一体型の空間
- 換気がないため湿気や匂いがこもりやすい。気になる人は消臭スプレーがあると便利
注意ポイント
- ウォシュレットはない
- トイレットペーパーも自分で用意する必要あり
私は携帯ウォシュレットを持って行きましたが個人的には神アイテムでした。
部屋のタイプ
他にも寮の部屋としては1人部屋と3人部屋が用意されています。
それぞれのメリットとしては
1人部屋
- 完全なプライベート空間
- 人間関係のストレスがない
- 揉め事が起こらない
複数人部屋
- 価格を抑えられる(光熱費も折半)
- ルームメイトが友達になりやすい
- 話す時は基本英語なので勉強になる
私は「価格+異文化交流」という面で2人部屋を選びました。実際に家賃や光熱費を抑えられていますし、他の国の生活を知ることができて刺激になっています。
しかし、「絶対に1人部屋がいい」という方は迷わず1人部屋にするべきだと思います。精神的な安心感につながります。私も1人でゆっくりしたいなと思う時もあるので1人部屋の友達がすごく羨ましくなる時もあります。
ルームメイトとの会話
私のルームメイトはサウジアラビア人。基本的に話す時は英語なのですが、向こうがまだ勉強し始めだったということもあり会話はあまりありません。
- これいる?
- これ使う?
- 電気消していい?
くらいが日常会話になります。でも週末などは
- ここに行くよ
- すごい綺麗だったよ
- 写真見てよ
みたいなやりとりもあります。英語が得意ではなくともなんとか伝えようという気持ちがあれば伝わるんだなということを実感します。
実際の生活スタイル
生活サイクルは
- 朝は私の方が1コマ授業が早いため先に部屋を出る
- 夜はお互い22時〜24時ごろに就寝
- 相手は朝シャワー、私は夜シャワー
この辺りは特に問題になることもなく、お互いにやりたいように生活していました。
生活で唯一トラブルになったのはエアコンの使い方と電気代の問題です。この時は言語が通じないでは話が進まないので「WhatsApp」というアプリを使ってアラビア語と日本語で会話をしました。
WhatsAppは日本でいうlineです。海外の友達と連絡を取るのならば入れておいて損はないです。
私の場合は問題になったことはこのくらいで他は特に問題は起きていません。友人の話だと、仲が悪いとだんだん話さなくなったりするみたいですね。
私の学校の場合部屋を変えたければスタッフに相談すれば可能とのこととだったので、先に確認しておくと良いかもしれません。部屋を変えられると思えば心の持ちようも変わると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
私が思うことは「友達を作る」ことも「寮生活を充実」することもどちらも自分次第でどうにでもなるということです。
留学生活では、環境が自分を変えてくれる部分もありますが、自分自身で一歩踏み出すこともかなり重要な要素になります。
「友達ができるかな」「ルームメイトと仲良くなれるかな」と思っていましたが、今は楽しく生活を送れていると思います。
これから留学を考えている方の不安が少しでも和らいで、楽しみが増えたら嬉しいです。